総本山智積院は、全国から僧侶になるために
住み込みをして修行生活を
しているお寺のため、
学山智山と呼ばれることがあります。
江戸時代には
一人前の
僧侶になる資格を得るために
二十年もの間、智積院で生活をしていました。
多い時で全国から約1200人の
僧侶が居住して、
その方々が居住するための寮は約四十件
あったといわれております。
智積院の「茶寮」である「桔梗」は、
学山智山の伝統ある空間の中で、
皆さまがホッと一息していただける、
癒しの空間をご提供いたします。
精進膳にある根来汁は、
智積院へ
脈々と続く伝統ある精進料理です。
仏さまにお供えしたものを具材にした
汁物で
あずきが入っているのが特徴です。
智積院では中興の祖興教大師覚鑁の
命日にあたる
12月12日の法要の後に
頂戴します。
智積院茶寮桔梗では、この伝統料理を
皆さまがご参拝の日にご提供いたします。
四季折々、様々な草花で彩られる智積院。
季節の味わいと彩りを一品一品に織り込んだ、
智積院茶寮 桔梗ならではの
精進・京料理を心ゆくまでお楽しみください。